
てへぺろキッチンは、認知症の高齢者がホールスタッフを務める「まちがいが許されるレストラン」です。注文を間違えても、周りの人がそのまま受け入れれば、間違いは間違いでなくなる。「おいしかったらええやん」の精神で、ホールスタッフとお客さんが一緒に作り上げています。
2026年9月24日、大阪市此花区にある「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」で、てへぺろキッチンが開催されました。認知症の高齢者の皆さんがホールスタッフを務めるこのレストランイベントも今回で6回目。主催は大阪市此花区社会福祉協議会やケーエスケーなどで構成される実行委員会です。今年はアルツハイマー月間に合わせ9月の開催となりました。
当日は事前に申し込みのあった38名のお客さんが集い、ホールスタッフ役を務める認知症の高齢者10名の皆さんとともにイベントを楽しまれました。ホールスタッフ役の皆さんは、4施設から参加。お水を運んだり注文を聞いたり、料理の盛り付けを手伝ったりと大忙しです。思うようにできないこともありますが、そんな時は介助スタッフさんやお客さんがいっしょになってお手伝いします。また、ホールスタッフ役の皆さんがオムライスにケチャップで絵を描くサービスも実施し、個性豊かな絵が描かれていくさまに、客席からひときわ大きな歓声があがっていました。
イベントが進むにつれ皆さんいろいろなお話で盛り上がり、一体感はさらに高まります。最初から最後まで、どのテーブルも笑顔が絶えませんでした。ケーエスケーではこうしたイベントを通じて、認知症を抱えた高齢者の皆様が暮らしやすい町づくりを応援しています。
