Interview
営業担当者の医薬品知識を
高める使命を胸に、
自らの力を存分に発揮
K.K
大阪支店 PH
薬学部 卒
2021年入社

ケーエスケーに
入社した理由
学生時代に薬学生実務実習に参加したことと、大学教授から聞いた「よい会社だ」という言葉によってケーエスケーのことは強く印象に残っていました。新卒時は別の会社に就職しましたが、転職を決めた際に当時の印象が頭によみがえり、ケーエスケーの業務を詳しく調べました。すると、薬剤師として直接患者さんとやり取りすることはない一方、医療従事者や社内などへ広く貢献できることがわかりました。特に、薬剤師業務の1つに営業職に対する研修・講義があったことは私にとって大きな魅力。もともと人に教えることが好きで得意だったので、自分の力を活かせる環境だと感じて入社を決めました。

現在の仕事内容
現在は薬剤師として大阪支店に勤務しています。主な業務は[1]薬事管理[2]品質管理[3]医薬品情報(DI)[4]教育研修[5]市販後調査(PMS)の5つ。それぞれ内容を簡単に説明すると、[1]薬事管理:法令に基づいた医薬品等の販売や取り扱いの徹底、免許や届出の管理などを推進[2]品質管理:医薬品等および倉庫の点検や確認、医薬品の適正流通の遵守を図る[3]医薬品情報(DI):MSなどの社員や医療機関からの問い合わせへの対応 [4]教育研修:社員(営業職や配送業)の知識向上を目的とした教育活動[5]市販後調査(PMS):製造販売後の安全管理や調査・試験 になります。

仕事のやりがい
感謝の言葉をもらう瞬間にやりがいを感じます。例えば、社内施策で販売を強化したい医薬品について研修を行い、営業職の人たちから「おかげで医療機関にわかりやすく医薬品の説明ができ、売上げにつながりました」と言っていただいたようなとき。支店全体の目標達成にも貢献できて、社内の優秀社員に選出されたときは感無量でした。普段の薬剤師業務はもとより、特に私が注力しているのが営業担当者の知識向上を目的とした研修です。営業職をはじめ社内全体が必要とする医薬品や疾患について幅広く情報収集し、営業職もイメージしやすい明確な講義を提供することを常に意識しています。

大変だったエピソード
この仕事で大変なのは、何事にも正確性が問われることです。私はどちらかといえば緻密な作業が苦手なので、書類作成等には非常に苦労しました。それを乗り越えられたのは、上司がきっちり対応策を教えてくれたから。まずは入念にシングルチェックを行い、そこに上司のダブルチェックを合わせるとケアレスミスは限りなく減らせることを体得しました。また、営業職からの質問や研修では絶対に誤った情報を提供できないため、必ず裏取りが必要。もし自分がわからないことがあれば、上司や製薬メーカー、行政機関などに十分確認をした後に情報提供するようにしています。
今後の目標
今後チャレンジしたいことは、研修内容の一層の充実化を図り、全社に発信することです。現時点では大阪府内の支店とZoomをつなぐなどしてできる限り多くの社員の知識向上に努めていますが、今後も営業の皆さんによりよい研修を提供できるよう自己研鑽を重ねていきたいと考えています。さらに、医薬品の最新情報を収集しつつ社会保障制度や医療保険制度などについても学び、幅広い知識を持つ薬剤師を目指したいと考えています。
一日の流れ
出社後は薬剤師が関わる麻薬・覚醒剤原料の出庫や規制商品の伝票発行業務を行い、朝礼に参加します。朝礼は製薬企業からの医薬品の説明や社内の施策、営業担当者の1日の動向を知る時間です。その後は倉庫の品質管理に基づく温度管理、期限管理、衛生管理等の点検、麻薬や覚せい剤原料の発注や入出庫作業、在庫調査に従事。資料作成や問い合わせ対応等のDI業務、MS研修等の教育関連業務なども行います。日によっては外部研修に出向く場合もあります。
学生へメッセージ
就職先を決めるのは結婚相手を決めることに似ていると思います。会社は人生の中で長い時間を過ごす場所になるため、そこでやりがいを感じ、仲間と刺激し合い一緒に頑張りたいと思える場所にしていくことが大切です。今はどれだけ考えても最良の答えは見えないと思いますので、熟考を絶やさず、最後は直感でよいと思える会社を選んでみてください。その結果、当社でお会いできることを楽しみにしています。
オフの過ごし方
独身時代はバス釣り(ブラックバスを釣ること)や会社の人とゴルフを楽しんでいました。結婚後はそれまでの趣味を楽しみつつ、妻と買い物に出かけたり、おいしいものを食べたりするなど夫婦の時間を大切にしています。
